暗殺教室 全巻 感想

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連載は、週間少年ジャンプ2012年31号から2016年16号。
アニメ・実写化された人気作ですね。どっちも観てませんが。

アプリで全巻読めたので、再読していました。
終盤になって感情が込み上げてきたので、せっかくなのでまとめて書きます。
なので序盤の感想が少ないです。
もしかしたらどっかで個別に感想書くかもだけど、とりあえず。

各訓練は、大変だろうけどやってみたいです。
その筆頭が、パルクールです。今の身体じゃ訛ってて危ないけど、鍛えてやってみたい。
路上では、ダメ、絶対。

カルマの2学期中間テスト、「普段通りで勝っちゃう俺かっこいい」はとてもわかるけど、
ダメなんだなぁ、それじゃ。ぼくも学んだよ。

茅野の伏線、すごすぎるなぁ。作者さんが忘れるほどって。
15巻で明らかになるけど、少なくとも4巻からは仕込まれてるんだもんな。
伏線回収ものはとっても好きです。
「あのときのここにつながる!?」って気づきももちろんおもしろいですが、
読者が気づかないレベルの伏線は、神ですか

過去の時間は、とっても哀しい。超生物誕生の悲劇。雪村先生…。
科学者・研究者の端くれとして、思うところもあります。

渚vsカルマ。クラス内模擬戦闘ってだけでもテンション高まるのに、この2人の決闘は…!
それぞれの得意分野で勝負するという、相手へのリスペクトがありましたね。
そのあとは二人で仲良く宇宙旅行するというね。

失敗を繰り返すことが真の失敗である、と世間で言われます。
殺せんせーも過去は戻らないといい、同じ過ちを犯さないための技術を習得していました。
誰にとっても、身につけるためには努力の必要ですね。
信念をもって努力したからこそ、殺せんせーは暗殺術の3倍もの知識を教師として身につけられたのでしょう。

最終暗殺は、大きな権力に対抗するところから始まり、
大きな力にみんなで対抗し、最後にみんなで暗殺をします。。。
この「暗殺教室」、なによりちゃんと暗殺を遂行するところが演出として神懸かってますね。

最後の出欠を取るところ、なんど読んでも泣けます。あれだけでいろいろなことが語られているような。
命を賭して命を育てたんだなと思います。
なだめたあとに「はい さようなら」とさっぱり殺される殺せんせー、みんなとの絆を感じないわけがない。

決戦の最中、殺せんせーが雪村先生を想う場面、あぐり とさりげなく呼び捨ててるところもよいです。
せんせーの師として、そして一人の人としての想いが込められてますね。
まぁ最後の二人の「こんな感じ」で台無しなんですけどね(笑)

殺せんせーの教えはみんなの心にしっかりと引き継がれて、3-Eは卒業していきます。
賞金の使い道も正しく、まさに理想。必要な分だけ使う。

最終回では7年後が描かれ、渚の先生としての将来に期待して、物語は幕を閉じます。
みんなの将来は気になるところですが、読者もそこは自重して卒業しましょう。
番外編までおもしろさ・教えで満ちています。

暗殺教室で学んだことを胸に、「棲んだ川でどう泳いだか」胸をはれるように明日からも頑張りましょう。

ちなみに、アプリだとSCRAPとのコラボ謎解きは解ききれない(重大なヒント)ので、
この作品は紙の単行本がおすすめです。

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