トニカクカワイイ 17巻 感想

fly-me-to-the-moon_vol17

2021年8月18日発売。
トニカクカワイイ 17巻のざっくり感想です。

帯の文字は「時」。

149話–151話 +151.5話:おかえり

前巻で平和モードがあったから忘れてたけど、そういえば司ちゃんが戻ってきたところからなんだね。

引っ越しは中止となりました!!なんと!
まぁあの家は似合わなさそうだったし、物語を動かす要ちゃんいなくなっちゃうもんな。

安心して、いちゃつこうとすると横槍が入るww
人の家にそんな気軽に入ってくるな!!(笑)

はー、不老不死を些末なことだと一蹴したこと、それこそが運命だったのか。
相手を責めたりしない星空くんは、泣き言を言っても理解は深まらない。深い。

なんか改めてお互いへの理解が深まってことで、初々しい反応になっている二人。
そこ現れる救世主こそ、われらがトーストである。
…トーストぉぉぉ!ちょっと厨二はいってるけど、それ人間的にはめっちゃ仲良くしてるやつだから!!
お願いだからもっと深い関係にさせてあげて!!(読者がみれなくて泣く笑)

152話–158話 :想い、そして、さよなら

時子さんはさすがっすねぇ。遺書でギャグセンスと思慮深さの双方を兼ね備えてる。
あと5Dデータなんてものが!手に入れられる時子さんさすが。

そんなこんなで、時子さんと過ごした日々の回想。

初手、維新政府とそりが合わなかった司ちゃんwww
それで日本を離れてた時期があるんだー。そしてそれはアメリカで、かなり英語いけるみたい。
っていうか、アメリカじゃないときからって…。うわー、いやなもの見てそう…。(独立戦争とかもろもろ…)
(明治維新は1868年に対して、アメリカ独立は1776年なんだが?いつ日本出たんだろうか。)

時子さんはもとから賢く、そして優しい少女だったんだね。
戦火のなかで悲惨になっても、相手と社会への寄与を計り知れる。

そして、先見の明が過ぎるわwww
NASAができる前からある企業を狙い撃つとか。
それを実現できてしまう人(司ちゃん)がそばにいたことも強い。

時子さんの才能の元で、技術は進み、月へと到達した達成感。そして、虚しさが残った。
求めていたものは、なかった。

「かぐや」たちが本当に月に帰ったのかも謎、とか言われたら、つらいなぁ。
正直、宇宙を探索するよりも先に人類滅ぶだろうし…。(そのとき、司ちゃんはどうなる…)

虚しさの果てに山奥に引きこもる。そして引きこもってた時代にアニメ・マンガにはまったんだな。
(いや赤丸ジャンプネタwww)

時子さんも千歳も、小さいころに肉塊なんてみたらトラウマもんだろう…。
死に嫌われている。それは神の御業だが、ただ人から見たら神だが、地獄なんだ。

「時子」は司ちゃんが名付けてるけど、めっちゃいい理由。

時子さんの僅かな命を感じたがゆえに、好きにさせた。それでも何も見つからず、あきらめかけた。
そして、これまで運命を感じずに結婚しなかった司ちゃんは、運命に出会い、再度決意させる。

「命尽きるまで尽くす」
やるだけやったと達成感を得ることができても、そうまでしても叶わなかった目標。
それを抱えてもなお幸せな人生だったのか。それを司ちゃんはとても気にする。
司ちゃんは時子のおかげで「幸せ」になれた。だからこそ。

おわりに

ちゃんと二部がはじまりました。
そして、時子さんの想いは星空くん(と千歳)に受け継がれた!

(前:16巻感想

(トニカクカワイイの紹介ページはこちら

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